健康のために
患者さんとスタッフ一同の信頼をベースに、オーダーメイドの最良の治療を共に考えます。
健康のために
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十分な透析
透析が十分おこなわれているかどうかの指標にK t/Vというのがあります。ゴミ(血中尿素窒素BUN)が1回の透析でどれくらいの抜けるかを示す指標で、計算式で求めます。最低1.2以上が必要で、全国平均は1.3です。岡田クリニックでは、この数値が1.4以上になるように、透析時間、血流、ダイアライザーなど透析条件の変更を適宜おこなっています。
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オンラインHDF
当クリニックでは計41台の人工透析装置を設置しております。 患者さんの様々な病態に合わせて最適な透析を提供することができます。 病状に応じてオンラインHDFも行えます。 オンラインHDFとは「血液透析濾過法」のことで、透析に加えて濾過もおこなう方法で、普通の透析では抜けにくい低中分子蛋白を積極的に除去することができます。 透析歴が長くなると様々な合併症が起こりやすくなります。例えばβ2-ミクログロブリンという物質が、たまるとアミロイドーシスになり、手が痛くなったりしびれたりします。清潔管理された透析液を大量に補充液として、濾過も同時にすることによって低中分子蛋白を取り除くことができます、本来の腎臓の働きに近いと言われ、身体に負担の少ない療法です。
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エコーガイド下PTA
導入期におけるシャント造成術やシャント狭窄に対してはエコーガイド下PTAなど、シャント全般のケアを行っております。他施設からのご相談も受けつけております。お気軽にご相談下さい。
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シャントエコー
院内で「内シャント超音波検査」(シャントエコー)を行っています。
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心エコー(心臓超音波検査)
循環器専門ドクターが、院内で心エコーをしています。
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運動療法
透析患者さんは、透析治療による時間的制限や疲労感などの身体的制限により、活動量が減少しがちです。 当クリニックでは、ご希望の患者様には透析中の時間を用いて、有酸素・筋力増強運動であるエルゴメーター(自転車こぎ)やストレッチなどの運動療法を行なっていただき、体を動かすことの習慣づけや運動機能の維持に努めています。
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食事療法・栄養指導
岡田クリニックでは、院内で管理栄養士の指導のもと、お弁当を手作りしています。 心がこもって美味しいと評判です。1食600円、ご希望の方にお作りしています。
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フットケア
透析患者さんは、動脈硬化から血管狭窄や閉塞を起こしやすく、血液の流れが阻害されることで足先へ栄養や酸素を十分に送り届けることができなくなる病気(閉塞性動脈硬化症/PDA)に至ることがあります。そのため、足の様々な異常に対し早期発見、早期治療が重要となります。 当クリニックでは、定期的な足のチェックや血圧脈波検査装置(CAVI/ABI)を使用した動脈の硬さの測定を行っています。あわせて、専門施設との連携により、足病変の重症化を予防する取り組みを行っています。
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LDL吸着療法 LDLアフェレーシス
家族性高コレステロール血症や薬物治療に反応しない閉塞性動脈硬化症に対する治療として、保険適応が認められている治療です。 血液を体外へ出し、血球と血漿成分を分離したのち、血漿成分に含まれるLDLコレステロールをビーズに吸着させることで取り除き、再び体内に戻す治療法です。 透析患者さんに限らず対応可能です。
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人工炭酸泉治療法
水に溶解した高濃度の二酸化炭素(分子状のCO2)は、皮膚から吸収され、皮膚の血管を拡張し血流を増加させます。人工炭酸泉治療法は、血流障害による四肢の血管の病気に対し、血管を拡張させて血の巡りを良くすることで治癒効果を高めます。 弱酸性のため皮膚が引き締まる(アストリンゼント効果)など美容的側面からも注目が集まっています。
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キセノン光治療
キセノン治療器とは、キセノン光線治療器(光線機能、温熱機能)と低周波治療器(通電機能)の機能を一台に集約した複合治療器です。 特に「手根管症候群、腱鞘炎、シャント肢痛・血管痛・こむら返り・閉塞性動脈硬化症(ASO)・膝関節痛・肩こり・腰痛・冷え性などの痛みの緩和に用いられます。
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顆粒球吸着療法 GCAP
潰瘍性大腸炎やクローン病に対する治療として行います。 透析装置を使用し行うことのできる治療で、白血球中の特に炎症に関与している顆粒球を除去します。 かかりつけ専門医からの依頼があれば、積極的に対応しています。
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充実のドクター・連携病院
当クリニックは地域医療機関と連携を密にしています。
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医療DX推進体制整備加算
当院では、医療DXを推進ための体制として、様々な項目に取り組んでいます。 ①オンライン資格確認、②マイナ保険証の利用促進 ③電子カルテ情報共有サービスの活用
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ご相談について
予防接種、健康診断、保険・介護・福祉サービスなど、各種相談に応じます。
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長期処方について
当院では、患者様の状態に応じ、28日以上の長期処方を行うことも可能です。 なお、長期処方の交付が対応可能かどうかは、症状に応じて担当医が判断いたします。