会長:岡田茂樹
Shigeki Okada
当院の診療内容は、外来通院の血液透析療法が主なものです。 透析療法では、患者さんに対して苦痛を強いなければならないことや、家庭や職場の理解が大切であることを充分に認識したうえで診療にあたることが、重要な課題であると思っています。当院では患者さんの負担を少しでも軽減できるよう、ゆったりとした環境のもとで、充実した医療を提供していくことを目標としています。
医学的管理にあたっては、私や院長以外に大阪公立大学医学部、大阪医科薬科大学などから優秀な医師を派遣していただいており、重要な問題については複数の医師で検討したうえで治療方針を決定しています。
また、当院の看護師・臨床工学技士・看護助手・事務職員については、それぞれの職域で、日々その業務を誠実に果たすことはもとより、互いに協力して、知識・技術の向上をめざすよう指導しています。
1975年 | 大阪医科大学卒業 |
1977年 | スタンフォード大学留学 |
1983年 | 大阪医科大学講師(泌尿器科学教室) |
1992年 | 高槻赤十字病院 泌尿器科部長 |
1996年 | 岡田クリニック開設 |
2004年 | 医療法人岡田会 理事長 |
2022年 | 医療法人岡田会 会長 |
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理事長:岡田千佳子
Chikako Okada
透析は、不便だけれど、不自由じゃない
私は結婚してから32歳で医学部に入り直し、38歳で医師になりました。皮膚科医としてスタートしましたが、夫が透析クリニックを始めるのをきっかけに、透析医としての道も歩みました。
透析患者様と接するなかで、多くのことを学びました。
まだまだ駆け出しの頃、「透析になってかわいそう」と心のどこかで思っていました。でも、「私は透析したおかげで、○○さんに出会えた。△△さんにも出会えた。私は生まれ変わっても、透析のある人生を選びたい」と笑顔でおっしゃった方がいらっしゃいます。20歳前半で透析に導入になり、透析歴44年、70歳で亡くなられた女性の言葉です。いつもにこにこされ、不平不満、愚痴、泣き言を聞いたことはありません。私にとって「目からウロコ」の言葉は、私の透析患者に対する偏見を取っ払ってくれました。
「足が悪くなれば松葉杖をつくように、腎臓が悪くなれば透析をする。透析は不便だけれど不自由じゃない」とも教えていただきました。透析と歩む人生は不便であるかもしれないけれど、自由で幸福と楽しみが多からんことを願っています。そのお手伝いをスタッフ一同でさせていただきます。
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院長:鍵谷 聡介
Sousuke Kagitani
快適な透析治療のために
近年、透析医療は、医療技術や医薬品の進歩により、生存率の延長を認めております。患者様が、仕事や趣味を続けていただきながら、少しでも快適で心地よく、安心して透析治療を受けていただけるように、自分たちは何ができるのかを常に追求し、少しでも患者様の笑顔を増やすことができるよう努めていきます。
2000年 | 兵庫医科大学卒業 |
2023年 | 医療法人岡田会 岡田クリニック副院長 |
2024年 | 医療法人岡田会 岡田クリニック院長 |
資格等
日本透析医学会 専門医
日本外科学会 認定登録医
産業医
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師長:藤井智子
Tomoko Fujii
チーム一丸となって取り組みます
岡田クリニックに2002年に入職、2013年から看護師長を任されました。患者様は身体的状況、性格、家族背景などさまざまです。現役で働いてらっしゃる方、介護が必要な方、家族の支えが十分にある方、一人暮らしの方など千差万別です。お一人お一人が、適切な透析を受け、「元気」と「笑顔」が広がる環境を提供できるよう、スタッフ全員で取り組んでいます。患者様とご家族の生活の質を向上させ、質の高い医療を実現することを使命と考えています。医師、看護師、臨床工学士、栄養士、看護助手、医療事務がチームとなって取り組んでまいります。
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技師長:原田 兵文
Heimon Harada
日々進化する透析機器とともに
当院臨床工学技士長を務めさせていただいてます原田です。2015年より当院に勤めて、約7年半になります。透析機器は日々進化しており、操作の自動化、簡易化によって安全性はもとより作業効率も従来に比べ格段に良いものへと変化しています。
我々臨床工学技士チームは「安心・安全な透析」を日々考えながら医師、看護師との連携を図り、透析機器全般の運用、保守、情報のアップデートなど積極的に取り組み、患者様へ良質な透析を提供していきたいと思っています。 宜しくお願いいたします。