リンとタンパク質について

№155
長かった夏の影響で、秋は短いようですが、過ごしやすい季節を楽しみましょう★

今月はタンパク質とリンの話。
以前もテーマにあげていますが、角度を変えて学びましょう!
血清リン濃度は、3.5~6mg/dlを管理目標にします。
高リン血症が続くと骨がもろくなり、同時に異所性石灰化をおこしやすくなります。これが血管に生じると動脈硬化を発生して、心血管疾患につながります。
そのため、血清リン値は常に正常を保つことが大切です。動脈硬化は症状が自覚しにくいため、リン管理は怠ることのないよう留意したいものです。
リン吸着薬の服用や用法は、指示通りきちんと守りましょう。
食生活では、一日に必要な食品目安量を理解して、リン含有の多い食品の過剰摂取や、過度な食事制限による低栄養などに注意しましょう。

一日に必要な食品目安量を参照ください。

リンとタンパク質について、来月に続きます。

PAGE TOP