リンとタンパク質について

いよいよ今年もあとわずか・・・年末を迎えて、何となく忙しい日々です

さて先月に続いてリンとタンパク質の話をもう少し。

リンが体内で蓄積されることによる弊害はお話ししました。

今月はリン血症予防のための実際の食生活のポイントを具体的に考えます。一日の食事の中でリンの量は、700mg以下の食事を目指します。

一般の食事では約1200mgのリンを摂取しているので一般的な食事量の2/3ぐらいのリン量摂取を目指していただきましょう。

そのための食事ポイントを心がけください。

エネルギーはしっかり摂ること

  ・一日で、ご飯身長+40gを2回と他の主食(パン、麺類など)1回

  ・エネルギー補給として、油を使用する(揚げ物、バター、ドレッシング など

タンパク質摂りすぎに気をつけましょう

  ・標準体重(BMI)×1.0~1.2(g) が必要です

    標準体重(BMI)=体重(㎏)÷(身長ⅿ)

       例えば標準体重が50kgなら、5060gのたんぱく質摂取が適量です。

食品のリン含有量を知っておきましょう

  リンが多く含まれる食品を別表で確認してください。

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