心地よい季節到来です♪ 新緑の美しさを満喫したいものです。
今回は、日頃皆さんが身近に接している体重についてです。
よく耳にするBMI(Body Mass Inedex)とは、体格指数 のことで、肥満度を示します。BMIは、
体重(㎏;ドライウエイト)÷身長(m)÷身長(m)で計算されます。
BMI22が 標準体重で、一般的に最も病気になりにくい数値です。
18.5未満を「低体重」、18.5以上~25未満を「普通体重」、25以上を「肥満」
としています。
例えば、体重50㎏、身長158㎝、の場合は、
50÷1.58÷1.58=20.0 となり、普通体重となります。
ご自身でも計算してみてください。
一般人を対象とした研究では「BMIが小さ過ぎても大き過ぎても死亡リスクが高い」と言われていますが、透析患者さんは「BMIが小さいほど死亡リスクが高く、大きいほど死亡リスクが低い」という報告も見られています。とはいえ、BMIが25.5以上の肥満の場合は、普通体重群と比べて死亡リスクは高いようです。
摂取エネルギー不足による低栄養が、BMIを下げている大きな要因となります。食生活への配慮が大切です。次回は、低栄養について です。